日本でここだけ。世界最大級のダンプ、ショベルに会えるこまつの杜に行ってきた。
夏休みの某日、石川県の小松市にあるこまつの杜に訪れた際の記録です。
こまつの杜の魅力
- 世界最大級のショベル、ダンプに会えて、運転席に上がれる
- 大人から子供まで楽しめる充実施設
- 入館料はなんと無料
立地もJRの小松の駅前と好立地に広がるコマツの杜。日本でここでしか見られないショベルPC4000、ダンプトラック930Eがお出迎え。
日時によっては荷台が昇降する。
子供が1日楽しめる施設
施設には子供が遊んだり、建設機械ができる仕組みを学ぶことができるわくわくコマツキッズ館があり、2歳の我が子はここのキッズコーナで丸型や四角の方をしたクッションでぶるドーザーなどを作って楽しんでいました。キッズ館に隣接する未来館ではこまつの杜での限定グッズが販売されたり、ミニショベルの操作体験ができるスポットがあります。
わくわくこまつキッズ館入口
わくわくキッズ館と未来館を結ぶ通路の間にはこまつの歴史が記入されているパネルがある。
未来館のミニショベル操作体験。無料で体験できる。
※開催日時は要確認。
日本で唯一のダンプトラックとショベルカーに乗れる
ダンプカーとショベルカーに乗車できる時間は土日のAMの10時〜11時と14時〜15時の2回。詳細はこまつの杜ホームページを確認下さい。
身長が95センチ未満の場合はおんぶの乗車になるので、抱っこ、おんぶひもを、忘れずに。
まずはショベルカーに乗車する。
下から舐めるようなアングルで撮影。
日本に1台しかないショベルカー、PC4000の運転席からの眺め。
この場所、ショベルカーのキャブ後ろの場所から撮影。目線が小松駅のホームとほぼ
同じ。
ダンプトラックの概要説明。
登場可能時間は写真の通りです。
ダンプトラックの運転席から撮影。このミラーのアングルも不思議。
まとめ
子供だけでなく、大人も楽しめること間違いなしの場所です。
JR小松駅前とアクセスも抜群なため、興味がある方はぜひ行ってみてください。
詳細は以下のURLからホームページを確認ください。
もはや観光地!男鹿駅訪問記録
秋田を訪問した際に男鹿駅に立ち寄りました。その際の記録です。
男鹿線とは
男鹿線は奥羽本線の追分から男鹿を結んでおり、男鹿なまはげラインの愛称がついています。男鹿半島の平野部から八郎潟の脇を通り終点男鹿に至ります。
以前は貨物線も出ていましたが、現在は廃止され、秋田市近郊のローカル線といった印象です。
男鹿駅紹介
男鹿駅の正面。この駅舎は2018年から使用されている。
駅構内。ナマハゲがお出迎え。男鹿水族館やなまはげ館はここから距離がある為、鉄道での利用客は少ないか。
男鹿駅中の待合室には旧駅舎の模型が飾られていた。
男鹿駅の看板。どこを見てもナマハゲだらけ。
男鹿駅に停車中の直流用蓄電池電車アキュム
男鹿駅に設置されている架線で秋田への出発までの間に充電をする。
こちらは男鹿駅の旧駅舎いまは酒蔵として使用されている様子。訪問したGWにはラーメンが販売されいた。
周辺施設
駅周辺には広場や小学生未満の人が遊ぶような公園。道の駅オガーレが近くにあり、子連れで駅に行くだけでも楽しむことができる。
以前は現在の男鹿駅の先に貨物線が伸びていた様子。
訪問した際は秋田犬とのふれあい処も存在した。基本的には土日以外は秋田犬はこの場所にはいない様子。
まとめ
初めて男鹿駅に訪問しましたが、僅か1時間程度の滞在になりました。2歳の子供でも遊べる公園もあり、地元の名物も食べられるし、男鹿水族館、ナマハゲ記念館等観光のついでに男鹿駅周辺にも立ち寄ることはお勧めです。
圧倒的絶景の五能線!リゾートしらかみ乗車記録
2022年のGWにJR東日本の観光列車、リゾートしらかみに乗車した際の記録です。
リゾートしらかみとは
リゾートしらかみは主に秋田と青森を五能線経由で約5時半かけて走る全車指定席の快速列車です。車窓からは日本海の絶景、岩木山などの絶景や、
風光明媚な景勝地での途中下車、車内でのご当地を感じられるイベントなど乗車時間を感じさせない魅力が満載。快速列車なので、指定席券さえ予約すれば青春18きっぷで乗車することができるのも特徴的。
秋田から青森は一般的には特急列車を利用すると、3時間かからず移動できるが、時間をかけてもリゾートしらかみに乗車する魅力を紹介する。
今回はくまげら、青池、ブナの3編成あるうちの、ブナ編成の2号車ボックス席に乗車。
※詳細は以下JR東日本のホームページをご覧ください。
のってたのしい列車 ポータル>リゾートしらかみ(橅/青池/くまげら):JR東日本
予約時の注意点、お勧めの乗車
※ボックス席の購入はえきねっとからの購入はできません。
のってたのしい列車の申込|JRきっぷ:えきねっと(JR東日本)
- ボックス席の予約はみどりの窓口等で直接行う必要があります。
- ボックス席は4席で構成される。例えば2人でボックス席を利用したい場合、4人分の指定席券を購入しなければ、相席となる可能性がある。
- 6歳未満の幼児は乗車券は不要だが、ボックス席を利用する際、指定席券を購入している場合、乗車区間の子供料金の乗車券が必要になる。
- 青森、弘前から秋田を乗車する場合は五能線フリーパス乗車券がお得。
今回は五能線フリーパスを使用。
弘前駅から乗車
弘前駅では秋田までの長時間乗車に備える為、駅の売店で飲食物を購入。改札外の売店では観光客向けに地元の名産品や海鮮お弁当。地ビールやA-factoryの商品が購入できる。買い出しに時間を要した為、出発4分前にホームに降りると既に車両が停車していた。入線見れなかったのは残念。列車は次に五能線の分岐駅川部駅に停車する。
次の川部駅で6分間の停車時間があり、そこで車両の全景を撮影。川部駅か津軽弁の語りべの方が乗車されて昔話を披露される。
川部駅を出ると暫くりんご畑の中を走行する。左手には雄大な岩木山が見える。
五能線内の主要駅、五所川原を過ぎると列車は日本海側に方向を変え進む。五所川原からは地元の名産品の車内販売があった。
ここで、りんごどら焼き3つを購入。りんごの酸味が効いて美味しい。
購入したりんごどら焼き。
座席の紹介
今回利用したボックス席はこちら。テーブルもあり、個室に近い座席になっている。ブナ編成の2号車両端2箇所のボックス席はシートを伸ばし、お座敷スタイルに変更できることが魅力。
デフォルトのボックス席。背面はほぼ垂直でグループで使用するには良いが、
長時間乗車には向いていない。座敷スタイルに変更できる箇所がお勧め。
フラット席にした状態。散らかっているが、快適に過ごすことができる。子ずれにはありがたい。
4時間越えの長時間乗車の旅のお供。
弘前駅で購入したお弁当。
絶景日本海がお目見えした後、千畳敷駅に到着
鯵ヶ沢駅付近からはいよいよ日本海が右手に見えてくる。ここからおおよそ80kmは日本海に沿って走る。乗車当日は天候にも恵まれており、素晴らしい車窓が広がる。鯵ヶ沢駅から程なくして千畳敷駅に到着。ここでは15分間停車する為、車両から降りて千畳敷海岸を散策することができる。多くの乗客が車両から降りた。出発3分前の汽笛が車両に戻るサインなので、それまでは気にせず散策できる。
千畳敷の様子と停車中の車両
素晴らしい車窓と白神山地
千畳敷を出ると引き続き素晴らしい車窓が続く。特に景色が良い場所では車両は徐行して走行する。暫く景勝地を走行し、ウェスパ椿山付近から白神山地が見えてくる。白神山地の最寄り駅前の1つ十二湖駅で多くの乗車客がいた。
車両の後方から撮影。断崖絶壁と言っていい場所を列車は進む。
車両の全面後面には車窓を楽しめるフリースペースがある。
素晴らしい車窓にのお供に3種類の日本酒飲み比べセット。ああ、至福。。。
車窓に白神山地が見えて来る。
東能代は八郎潟に沈む夕日
青森と秋田の県境を越えると、日本海から徐々に離れ、列車の速度も上がる。米代川を渡り能代市に入ると能代駅を経て東能代に到着。
川部駅から147キロを走破してきた。
東能代では進行方向が変わる。数分の停車中に顔はめ等ホーム上で楽しめる工夫がされている。我々も顔ハメで記念写真を撮影。
米代川を渡る。この後、鯵ヶ沢、深浦以来の大きな街並みが見えてくる。
東能代を出発すると終着秋田へ向けてラストスパート。五能線から奥羽本線に入り、スピードも上がる。
乗車した5月上旬は丁度八郎潟付近に沈む夕日を見ることができた。
そして7時1分に秋田駅到着。
秋田駅に到着。
まとめ
今回はリゾートしらかみに弘前から秋田まで乗車した。五能線からの素晴らしい車窓は一見の価値あり。ブナ編成での運用は車内販売もあり、購入した食べ物やお酒はより列車での旅を楽しいものにしてくれるでしょう。
私は今回初乗車でしたが、季節を変えてまた乗車して見たいと思った。
※沿線の見所はJR東日本の以下サイトを参考。
https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/pdf/akita/pamph20222023.pdf
名古屋から30分程でいける愛知牧場 一面の菜の花
卒業式が終わり、新学期への準備期間となった3月の最終週。当初の天気予報は土日ともに春の嵐で悪天候の予報だったが、幸いにも嵐が早く過ぎたらしく日曜は快晴に。
日中はコートがいらないぐらいで暑くない丁度よい気候だったので、愛知牧場へ出かけたので紹介します。
ちなみに私は33歳で2歳児一人の父です。
愛知牧場とは
愛知牧場は名古屋のお隣、日進市にある牧場です。
場内では乗馬やパターゴルフ、バーベキューや羊や馬への餌やりなどができるカップルから家族ずれまで楽しめる牧場である。
一面の菜の花畑
季節のお花畑迷路があり、12月中旬~4月中旬は菜の花が一面に植えられています。
とても素敵でした。あちらこちらで、来場者が写真を撮影してました。
特にこの3月末から4月上旬は季節的にも丁度いいですね。
牧場ジェラートをいただく
菜の花畑を後にして、その後乳牛への乳しぼり体験に行きましたが、30分以上の行列のため断念。息子も「乳しぼりやりたい」と言ってましたが残念。その後は牧場ジェラートをいただきに牧場の入口に向かい移動。
ジェラートが販売されるモーハウスへ行く道中にもから揚げ専門店やりんご飴、ケバブ屋等様々な露店が出ており、昼食をこの牧場で食べることもできそう。ジェラートの購入窓口は混んでおり、券売機で10分程並んでお目当てのジェラートを購入。クラシックチョコレートとミルクのダブルを購入。名物だけあって甘すぎずとても美味しい。
どうぶつ広場で餌やり体験
ジェラートを食べた後はヤギや羊への餌やり体験。300円の入園料と
100円で餌を購入し、いざ餌やり。大きい羊さんには息子は怖がって餌やりができませんでしたが、比較的小さいやぎさんにはキャッキャとはしゃぎながら餌やりを楽しんでました。
まとめ
名古屋市内から30分程度と近い距離にある愛知牧場に行ってきました。
場内も広すぎず、2時間-半日滞在すれば十分なぐらいなので、半日用事を済ました後に、ふらっと出かけるにも丁度いいかなと思いました。また季節のお花が見れる時期に家族で出かけたいと思います。
冬の豪雪期!高山本線乗り通し記録【岐阜⇒富山】後編
冬の豪雪期高山本線乗り通し記録の後編。飛騨古川から富山駅までの記録です。
さて、今回の乗車目的である、高山から富山間の完乗と豪雪の高山本線の車窓を堪能する旅。いよいよ県境区間を通り富山へ至る部分を通過する。初めて通る道路。線路。道にワクワクするのは私だけであろうか。いや、乗り物好き。旅行好きな方の中に同じ
気持ちになる方がいることを信じた。ワクワクする私を妻はいつも少し冷ややかな目で見ている。。。
飛騨古川から猪谷
飛騨古川を出たひだは山間の宮川沿いを走行する。この猪谷までの区間は民家も少なく閑散としており、カーブも多く速度も出ない。
あたりは深いには一面の雪景色が続く。
トンネルを複数超えると山間の区間が少し開け、富山県側の最初の駅、猪谷駅に到着する。この駅はJR東海とJR西日本の境界駅。運転手、車掌が西日本の方に交代した。
ホームは1面2線のみだが、以前はここから奥飛騨温泉郷へ神岡鉄道が伸びていた名残か、広い構内を有している。
2.猪谷から富山
ひだは猪谷を出ると徐々に標高を下げ、やがて飛騨古川付近から続く山間区間を抜け、越中八尾駅に到着する。この辺りまでこればもう富山市のベッドタウンとでもいえるだろうか。越中八尾からは普通列車の富山方面へは普通列車の本数も増加する。
越中八尾は毎年9月に行われるおわら風の盆で有名な町。お祭りの期間は臨時列車も多数設定される。
その後は日産化学の工場を横目に速星駅を通過する。名古屋⇔富山1日3往復のひだのうち、2往復が速星に停車する。私の乗車便は通過。広い構内を保有しており、今でも貨物扱いがある。数分ほど走行した後左手からあいの風とやま鉄道が合流し、真新し高架駅の富山駅に到着する。岐阜駅から約4時間での到着。
3.まとめ
岐阜から富山まで初めて高山本線を完乗した。キハ85のハイデッカー構造のおかげで、社内からの眺望がとても良い。沿線も見どころが沢山あり、終始飽きることはない。新型車両HC85型の登場前にぜひ富山⇔岐阜・名古屋の移動に高山本線を利用してみてはどうだろうか。
冬の豪雪期!高山本線乗り通し記録【岐阜⇒富山】前編
2022年2月の日本海側では大雪が続いていた時期の某日、岐阜駅から富山まで高山本線をワイドビューひだで完乗した際の記録です。前編・後編の2部に分けて記入しています。
1.ワイドビューひだとは
ワイドビューひだは名古屋から高山を結ぶ特急列車。一日3往復は富山まで運転され、1往復は大阪発着便が設定されています。
名古屋から富山への移動といえば、値段であればバス移動が主要。鉄道であれば名古屋から新幹線に乗車。米原駅から特急しらさぎに乗車、さらに、金沢から北陸新幹線への乗り換えが一般的だろう。しかし、高山本線の利用も忘れてはならない。時間は金沢経由よりかかるものの、乗り換えなしで移動ができ、さらに沿線車窓も四季折々の車窓を満喫することができる。特に今回、冬場の飛騨古川から猪谷にかけての県境付近の豪雪地帯の車窓は圧巻でした。
使用車両はキハ85。特徴は座席位置が高い所にある事。また、車両先頭部では座席から全面の眺望が確保されていおり、座席の前列は高山線沿線の素晴らしい車窓を前面展望で満喫することができる。しかし、後継車両のHC85系のデビューが決まっており、このキハ85が高山線で活躍するのも終わりが見えている。
HC85には車内から全面の眺望は期待できないので、高山線の景色を満喫したい方は今のうち。
2.いざ岐阜から乗車
駅外のキオスクで約4時間に及ぶ長旅の食材を購入し、いざ乗車
特急ひだ3号のグリーン車は岐阜駅時点では7割ぐらいの座席が埋まっているぐらいだろうか。前面展望が楽しめる1-5列目ほどはほとんど鉄道ファンの方の乗車の様だ。
私は9番C席。8番席と9番席の間には窓枠が・・少しはずれの席か。
しかし、久しぶりの高山本線の乗車。かつ高山先の初乗車でどのような景色が楽しめるのかのワクワクが勝る。
まず朝食に名古屋駅で駅弁屋を営む老舗、松浦商店さんの天むすをいただく。
岐阜から美濃太田を少し超えた下麻生あたりまでは、高速化の対策がなされており、
単線区間だが、最高速度110キロで走行する。特に鵜沼付近まではほぼ最高速度に
近いスピードで疾走。
3.下呂を過ぎるあたりから景色は激変
岐阜を出発して1時間半。下呂を出発し、上呂駅を通過した付近から急に車窓に雪景色が広がる。おお!この飛騨路の雪景色を目的に乗車していたので、見れてよかった!
今年は例年より降雪が多いとニュースで言われていた通り、雪深い。その中をひだはスピードを変えず、力強くエンジンを回転させ進む。
4.高山駅~飛騨古川駅
10時58分、岐阜駅を出て約2時間で高山駅に到着。ここで後ろ4両の切り離しのため、5分停車。
高山駅を出発したひだは、3両の身軽な編成となり、富山駅を目指す。
高山から富山までは初乗車区間。初めて乗車する区間って気持ちが高まるのは私だけえしょうか?この時も一人ワクワクしていました。。。
飛騨古川まではこれまでの山間の車窓から一変、開けた飛騨の盆地を駆け抜ける。
5.前半まとめ
飛騨古川駅を抜けるといよいよ豪雪地帯の県境越えの区間。
この区間は特に積雪が多く、冬場は豪雪による運休も多く発生する。
続きは次回後編で。
広島から→松山68分 高速船スーパージェットで移動
広島から松山へ移動する際にフェリーを利用した際の記録です。
広島から松山は瀬戸内海を隔てて直線距離で約70kmと近い距離にあり、鉄道や高速バスよりフェリーでの移動が時間が早く、主流となっている。
1.呉駅からフェリーターミナルへ移動
広島から電車で30-40分程で呉に到着する。
言わずと知れた軍港の街。ここから松山への船が発着するフェリーターミナルへは徒歩10分程度の距離。道中では大和ミュージアムも見える。
呉駅に停車中の227系レッドウイングを港への連絡橋で撮影。
フェリーターミナルへ移動する際の道中に見えたヤマトミュージアム
フェリーターミナルから造船所や海上自衛隊の拠点が見える。
呉フェリーターミナルにはコンビニと待合室がある。呉のほど近くの江田島とを結ぶフェリーも含め多くのフェリーが発着する。江田島と呉を結ぶ航路は通勤・通学などの日常利用が多い印象。
2.広島・呉⇔松山のフェリーの種類について
この区間のフェリーには速達型のスーパージェット(特急)と、クルーズ船(普通)の2種類の船がある。
クルーズ船が2時間以上かけて広島から松山を結ぶところをスーパージェットは1時間弱で結ぶ。詳細は以下の通り
◆クルーズ船
◆スーパージェット
出発5分前ほどに今回乗車するスーパージェットが到着。広島港から経由地の呉港までは23分。鉄道より早い。
呉港に到着したスーパージェット
3.呉港から松山観光港へ出発
私が乗車したのは呉港7時53分発のスーパジェット。通勤時間ということもあり、愛媛へ通勤か出張と思われるビジネス客など私含めて7名程が呉港から乗船。
出発した船は松山へ向けて進める。出向して数分は江田島や、倉橋島の間の狭い箇所を通るため、スーパージェットと思える様な速度は出ないが、音戸大橋を超えたあたりからスピードを出す。最高時速は約60キロ。
今回は500円の課金を行い、スーパーシートを利用。船内はコロナ渦ということもあり、乗船者数はまばら。スーパーシートの利用は私一人だけだった。
車内には売店があり、飲み物・おやつ・お土産など簡単なものは購入が可能。
呉港を出発
音戸大橋の螺旋を横目に進む。
スーパーシート船内1 背面テーブル、コンセント、フットレストがある。
スーパーシート船内2
4.松山港到着・まとめ
船内で私がうたた寝をしているうちにあっという間に松山観光港に到着する。
ここから松山市内へはバスで20分程。
基本的に到着する高速船に接続するダイヤとなっており、スムーズに乗り換えが可能。
私は徒歩で10分程の高浜駅から伊予鉄道で松山市内へ向かった。
改札口で交通系ICをタッチする機械があったので使用できると思ったら、
伊予鉄グループが発行するICい~カードのみ使用可能とのこと。
今回は呉から松山まで高速船スーパージェットを利用した。運行頻度も多く、松山と広島の人流の多さも感じた。
ふらっと富士急行訪問記録
初めての富士急行訪問
東京オリンピックを来週に控えた7月の週末に夏休みで富士吉田、山中湖を訪問した。その際に富士急行の富士山↔︎河口湖の区間を乗車した記録です。
今回の訪問目的は元JR東海の371系が使用されている富士山ビュー特急に乗車すること。今までに大月を中央線で通過したリ、乗用車で富士吉田を走った事はあり、富士急行の近くにいくことはあったが、乗車する機会は1度もなかった。高速道路で車を走らせ、目的地が近づくにつれ、気持ちもワクワクする。2021年7月で1歳3ヶ月になった息子も乗り物に興味を持ってきたので、本物の電車を見たらどんな反応をするのか。楽しみでした。子供に、どのようにすれば自然と乗り物に興味を持つかなーとか考えているうちに富士山駅に到着。併設されている無料駐車場に車を止め、いざ駅へ移動。
富士山駅は駅ビル内にお土産物や飲食店などの商業施設が併設されていた。
まずは11時20分頃に到着する富士回遊を撮影。
駅の観光案内。富士山を中心に示されている。写真に関係ないが、この時公衆電話を久々に見た。
富士回遊を撮影した後、駅ビル内のモスバーガーで昼食を食べ、いざ富士山ビュー特急を迎えるためホームへ移動。
富士山駅のホーム。2面3線構造。主に2、3番線が使用されている様子。
お目当ての富士山ビュー特急が到着。
富士山ビュー特急はJR東海が保有していた371系車両を使用しているが、中古車両とは思えないぐらいお洒落なデザインとなっている。
この電車に短い区間だが富士山駅↔︎河口湖駅で記念乗車する。片道3キロ。7分間の乗車だ。ちなみに、この区間のみの乗車は乗車券のみで可能です。富士山↔︎大月間を乗車する場合は乗車券に加え、特急券が必要です。
先程撮影した富士回遊の構図に味をしめて、再度同じ構図で撮影。
富士山ビュー特急車内。水戸岡デザインらし空間が広がる。
写真は撮影していないが、1号車は指定席で、お土産物や飲み物などを販売するカウンターが併設されている。現在は実施していないが、事前に予約をすれば車内でスイーツセットがいただけるプランもある。
富士山駅からスイッチバックして川口湖へ向かう。偶然全面展望に等しい席を確保できた。
河口湖駅到着。構内踏切を渡り改札へ向かう。JRなどでは撮影できにくいアングルでの
撮影ができる。
富士山部ビュー特急の前面アップ写真。
河口湖駅へ到着した後、約40分後のインターバルの後、富士山駅に戻りました。
富士山駅はスイッチバックの駅の為、大月、河口湖それぞれに向かう列車の進行方向が変わる。以下写真、最も左側が河口湖方面。安全第一の倉庫の左側が大月方面の線路です。
富士山駅から河口湖。大月方面を見る。高低差があることがわかる。
今回は富士山駅↔︎河口湖駅の片道7分のお試し乗車でした。次回訪問の際は大月駅から河口湖駅の全線乗り通したい。
富士急行を満喫した後、この日の目的地、エクシブ山中湖へ移動しました。
近鉄特急 12200系スナックカー 乗車記録
来月に大阪で行われる友人の結婚式の際に乗車するひのとりの予約のため、近鉄のホームページを閲覧した際、2021年春で定期運行を終了した12200系スナックカー車両(以下スナックカー)が特急運用につく事を偶然知った。複数運行日があるうちの4.29は私は仕事が休み。今後乗車する機会もないと思い乗車を即決。
今回は名古屋からの松阪まで乗車した。
乗車当日。最後の乗車と、もう近くでは出会えないと思っていたスナックカーに出会える期待で気持ちが高まり、出発時間の30分前に近鉄名古屋駅のホームに到着。が、既にホームにはスナックカーを待ち構える多くの方が待機していた。
鉄道ファンだけではなく、子連れ・人混みができているから気になって待っている人等、その場にいる方は様々。
スナックカーの出発時間は9時35分。入線ホームには前発30分発の難波行きアーバンライナーが停車しており、スナックカーはアーバンライナーが出発した後の入線となる。出発メロディーのドナウ川のさざなみが流れ、アーバンライナーが出発すると入線放送が入り、いよいよスナックカーの入線が近づく。カメラを構える方の手にも力が入る。最近では見る機会が減った暖色系の前照灯が四日市方面から見えると共にスナックカーがホームに入線した。停車時間はおおよそ3分。スナックカーを待ち構えていた方々は慌ただしく写真を撮影。私も俯瞰してスナックカーが到着した際の雰囲気と最後尾の写真を撮影して、すぐに車両に乗り込んだ。着席したと同時にスナックカーは名古屋駅を発車。
スナックカー到着時の一コマ。
正面には特別仕様のヘッドマークがつけられる。
私は1号車の窓側の席を予約。 乗直前までは窓側は全席完売していたが、乗車当日に再度空席状況を確認すると、窓側が空いていたので、乗車変更で座席を変更。これはラッキーだ。この時点では津駅までの乗車予定でしたが、乗車途中にM車(モーター車両)にも乗車したいと思い、津から松阪まで追加で特急券を購入。2号車のM車の窓側で松阪まで延長乗車した。
1号車はもと喫煙車両。車内は喫煙車両時代の独特な匂いがして、窓側縁のパッキンもタバコによってか黄ばんでいるように思えた。
ちなみ津から松阪まで乗車2号車は禁煙車両でパッキンは喫煙車両とは全く異なる色だった。
スナックカーの背面には各種記念グッズの案内が
1号車。旧喫煙車 パッキンの色が黄ばんでいる
2号車 禁煙車はパッキンがきれい。
車両は桑名駅付近までは先行列車の関係で、あまり速度を出さず走行していたが、先行列車を退避線で追い抜くと、従来の120キロに近い速度で走行。走りだけ見ると、全然引退は早いのではないか。と感じるほどであった。列車は、桑名、四日市、白子、津、伊勢中川、松阪の順に停車。あっという間の1時間強の乗車になった。
午後に予定がある為、松阪には1時間強の滞在で帰名しなければならばい。松阪到着後、数十分後に大阪からのスナックカーが到着する事を知り、この車両を撮影してから昼食をいただき、帰名することにした。ホーム内外に撮影で待ち構えている方が数名程度で、名古屋駅程の白熱ぶりはない。大阪から来たスナックカーは緊急事態宣言中もあってか、乗車率は松阪では50パーセント程と感じた。停車中に駅弁のあら竹さんから電車のドア越しに弁当を購入するやりとりも普段見ない新鮮な一コマだった。
大阪から到着したスナックカー
撮影を終え、以前から気になっており、松阪に来た際は訪れてみたいと思っていた松阪牛のお店、ノエルさんの場所を調べ、駅から徒歩でお店に向かう。駅を出た時は幸い雨はほとんど降っていなかった。松阪駅から5分ほど歩き、目的地のノエルについたが、蔓防に関係なく臨時定休日とのこと。
無常にも休業日。。。
松阪牛が食べられるお店。ノエルさん。
とても残念で、代わりのご飯と乗車列車を考えながら松阪駅へ戻ることにした。往路は近鉄なので、復路はいい時間に特急南紀で帰名しよう。と考えた矢先、駅の方からカミンズ製のエンジン音が聞こえてきた。まさか!と思ったが、名古屋行きの南紀号が松阪駅に入線してきたのである。
結局、JRから近鉄に帰名方法を変更。名古屋方面ホームに到着し、屋根にぶら下がっている次回特急列車出発案内を確認すると、次回.次次回とも大阪方面の特急列車。やけに運行間隔が空くと思い時刻表を確認すると、つい2分前に名古屋行き特急は出発したばかり。次はノエルさんで食事をしたときに乗車を考えていた特急と同じ時間。。
ホームで40分ほどの待ち時間を経て、列車は到着。復路の近鉄特急は名古屋到着時でも1両に私含めて6人程度しか乗車がなく、普段では考えられないぐらい空いていた。近鉄が特急列車の一部運休にする理由がよくわかる。車内では駅弁のあら竹さんで購入した黒毛和牛弁当をいただいた。使用しているお肉は創業から変わらないが、松阪牛を名乗る基準が高くなった為、今は黒毛和牛弁当の名前になっているとのこと。
左.牛肉弁当のパッケージ
右.お弁当の中身
評判はネットで聞いていたが、確かに冷えたお肉でも柔らかく、おいしい。
乗車後1時間強で名古屋駅に到着し、今回の工程を終えました。
500系キティ新幹線乗車記録
ここでは500系キティ新幹線に乗車した記録を記入する
サンライズ瀬戸の完乗を終え、南風を利用して岡山へ戻ってきました。
岡山からは三原から広島まで観光列車etSETOraに乗車する為まずは福山まで移動する。
福山までの移動は博多⇄新大阪を1日往復している500系ハローキティ車両に乗車。
元々は500系エヴァンゲリヲン仕様として走行していた車両をハローキティ編成に改造した車両です。
岡山駅へ入線
岡山駅のホームに500系ハローキティ新幹線が充当されるこだま号の入線案内がされると、多くの方がスマホやカメラを構え写真撮影をしていた。N700系やN700S、700系など似たような形の新幹線が多く走る中で、500系車両の顔は特徴的。鉄道好きでない方にも人気の様だ。
私は博多側の2号車に乗車。「可愛いルーム」と名前がついており、窓の日除け、テーブル、床面、ヘッドカバーや車内のドア等あちらこちらがキティ仕様でまさに『かわいい』
新倉敷駅で車両を観察
岡山の次は新倉敷に停車する。この駅で通過待ちで7分程停車するので、車外からゆっくり車両を観察。トップ画像も新倉敷駅で撮影したものです。
新倉敷駅での通過待ちの間に先頭車両付近では多くの方が500系新幹線と記念撮影。車外から子供が運転士に手を振ると運転士も手をふり返すなど、
子供にとっては嬉しいワンシーンも見れた。こちらまで何故かほっこりして嬉しくなる。
新倉敷駅を出発した後、1号車のイベントスペースを見学する。
岡山から約30分で福山に到着。到着後、向かい側のホームから車両を撮影
明知鉄道明智駅訪問記録
休日に思いつきふらっと車で明智駅を訪れた際の記録です。
休日の朝に思いつきで訪問。1時間程度滞在した記録。
1.明知鉄道とは
明知鉄道は岐阜県の中央線の恵那駅と大正村と明智光秀で知られている恵那市明智町を結ぶ第三セクター。日中は1時間に一本程運行されている。私は東海地方に住んでいますが、中央線のしなのや快速等で恵那駅を通過する際に車両に1度も遭遇したことがなく、1ぢ度気になっていました。鉄道会社の「明知」と終着駅の「明智」の感じが違うのも今回初めて訪れて知りました。
2.明智駅散策
駅前にはロータリーがあり、土岐や瑞浪を結ぶバスも発着していました。
訪れた当日は桜が満開で、駅前の桜もきれいに咲いています。
駅のホームからは車庫で留置されている車両を見渡すことができます。
せっかく訪れたので、記念に御朱印ならぬ鉄印と硬券切符を購入。鉄印は全国の第三セクターで実施している様子。いつかは鉄印帳に全国の鉄印を集めて全国制覇したい。
訪れた時間は休日の1日1本の急行大正ロマン号が出発する時間でしたので、
ホームで車両の観察と明智駅からの出発姿を撮影しました。
お酒好きには最高な観光列車! JR西日本の観光列車etSETOra乗車記録
JR西日本の観光列車etSETOraに乗車した際の記録です。お酒好きにはたまらない列車です。今回は広島(宮島口)⇔尾道で運行されている復路便に三原駅から乗車。三原から広島までは普通乗車券の他にグリーン券が必要です。乗車前にJR西日本のwebサイトのおでかけネットや各拠点のみどりの窓口で購入しましょう。詳細はjR西日本のホームページを確認ください。以下記録は2021.3.28時点の情報です。
etSETOra(エトセトラ)│観光列車の旅時間:JRおでかけネット
広島駅に停車中のetSETOra 2021.3.28撮影
- 豪雨の三原駅からetSETOraの旅が始まります。
- オリジナルの接近音でetSETOraが到着
- 観光に特化しすぎず、気軽に車内を満喫できるのが良い
- etSETOra往路便はトレインバー。地元の多種のお酒、お摘みが酒好きの私を誘惑する。
- 沿線・車内サービスについて
- まとめ
豪雨の三原駅からetSETOraの旅が始まります。
岡山から新幹線に乗車し、三原駅に到着。ここから広島駅までetSETOraの旅が始まる。
三原駅に降りたのは生まれて初めて。地元が滋賀県の私。小中学生の頃は読書といいつつ読書の7割は時刻表を眺める事ばかり。時刻表の中で三原行きや糸崎行きの電車が多いのを知っていて、三原駅はさぞかしターミナル感あふれる駅なのだろうなと想像して新幹線ホームから在来線ホームへ移るとそこには2面4線の高架ホームがありました。ホーム上は飲み物の自動販売機はあるものの、過去にホーム上にあった駅弁屋さんも数年前に閉店しており、どことなく閑散とした印象を持つ。ホームと改札階を結ぶエスカレータもない。そんな中でetSETOraは山陽線を走る貴重な観光列車。駅のあちらこちらでetSETOraに関する宣伝や観光客向けの観光案内が掲載されていました。
オリジナルの接近音でetSETOraが到着
ホームにetSETOraオリジナルの接近音とともにetSETOraとして魔改造を施されたキハ(ロ)47が到着。この車両はもともとJR西日本の観光列車「瀬戸内マリンビュー」で使用されていた車両を観光列車から観光列車へ改造し、新たな命を吹き込まれた車両。西日本さんはとことんこの車両を使い倒すつもりの様です笑
観光に特化しすぎず、気軽に車内を満喫できるのが良い
三原から広島までの乗車時間は1時間10分。三原を出ると西条、広島、終点宮島口の順に停車。私は途中の広島までの乗車。同じ区間を走る普通列車が三原から広島を1時間17分前後で走るので、広島駅まで西条しか停車しないわりに時間がかかる印象をもつ。これも観光列車の醍醐味である。
乗車した車内には尾道からの乗客が既に乗車しており、三原駅を出発した時点で座席の7割程が埋まる。乗客の中には、部活動の帰りで利用している高校生の姿も見かけられた。特急料金を支払い、普通より早く移動する特急の役割としても利用するお客様も一定数いる様子だ。(車内は座席指定でテーブル付き。そしてUSBポートがあるので勉強や携帯充電等様々な使い方ができる)
車内では観光案内が頻繁にあるわけではなく、乗客が各々好きに列車の旅をしており、乗客にべったりおもてなしをしすぎない感じが個人的に好印象である。丁度いい。
etSETOra往路便はトレインバー。地元の多種のお酒、お摘みが酒好きの私を誘惑する。
etSETOraの尾道から宮島口への復路はトレインバーを謳っています。
カクテル、ビール、日本酒飲み比べセット等アルコールメニューが豊富で乗車時間約1時間の中で何を味わおうか悩まずにはいられない。結局私はオリジナルカクテルと燻製ナッツから始まり、とびしまビールと燻製かしわトロを経由して戸河内(とごうち)ウイスキーのハイボールで閉めた。日本酒飲み比べセットまで手を出したかったが、さすがに私のペースでは時間的に厳しい。
沿線・車内サービスについて
三原から広島間はカーブが多く、東広島市の主要駅である西条までは山間を縫うように走行する。速度は時速80キロ前後で走行する。西条駅付近になると東広島特有の赤い石州瓦が使われた住居が目立つようになる。町の景観を守るため、今でもこの瓦が積極的に町で使われている様子だ。
西条駅を出発してからはアテンダントがetSETOraの乗車記念パネルを持って各座席を回り、乗客に記念写真を勧める。
西条を出て瀬野駅付近の進行方向の右側には珍しいスカイレールサービス(スキー場のゴンドラリフトに似ているものが山の上にある住宅地とふもとの駅を結ぶ交通)の設備が見えてくる。一度は機会を作って乗車してみたい乗り物だ。私は日本ではこのようなゴンドラの様な乗り物が日常の足として使用されている例を他に知らない。
瀬野を過ぎると広島駅はもう近い。山間の景色から徐々に住宅や市街地の様子になり、
海田市で呉線と合流した後、右手にJR貨物広島ターミナル。左手にMAZDAスタジアムが見えると広島駅に到着する。広島駅で2分程停車した後、列車は終着駅の宮島口を目指してディーゼルの力強い音を立てながら出発した。
まとめ
JR西日本の観光列車etSETOraの往路便に三原から広島まで乗車しました。
トレインバーと謳っているだけあり、車内のバーの販売メニューは豊富。
アテンダントさんとの会話も弾みも助け、飲みすぎ注意です。1時間弱の乗車時間ですが、沿線で車内から見る事ができるこれという観光名所も少ないことから、乗客が各々の時間をくつろいでる印象です。お酒好きなら復路での乗車がおすすめです。
機会があれば広島から呉を経由して尾道までの往路も乗車してみたいですね。
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日本で唯一の定期寝台列車、サンライズ出雲・瀬戸A寝台シングルデラックスの旅
サンライズ出雲・瀬戸のうち、瀬戸についてご紹介いたします。予約から乗車した記録です。
東京駅の9番線に入線したサンライズ出雲・瀬戸 2021.3.27撮影
- 1.サンライズ出雲・瀬戸とは
- 2.サンライズ瀬戸の客室
- 3.サンライズ瀬戸の予約方法
- 4.サンライズ出雲・瀬戸の東京駅の入線時間
- 5.A寝台シングルデラックスは快適・贅沢なひと時を過ごせます
- 6.シャワーは乗車後即利用がおすすめ。
- 7.ラウンジスペースで旅情を満喫
- 8.寝台列車での睡眠時の音、揺れ、乗り心地 (興奮して寝れない)
- 9.朝の目覚め
- 10.岡山駅到着後のビッグイベント(切り離し作業 ポジショニングをミス・・・)
- 11.岡山駅を出発し、いよいよ旅のフィナーレへ(高松を経由し琴平へ)
- 12.まとめ
1.サンライズ出雲・瀬戸とは
東京~出雲市・高松を結ぶ寝台列車です。現在ではサンライズ出雲・瀬戸が日本で定期運転されている唯一の寝台列車となりました。以下では今回乗車したサンライズ瀬戸について紹介します。サンライズ瀬戸は東京を21:50分に出発し、横浜、熱海、沼津、富士、静岡、浜松などを停車し、高松には翌日7:27分に到着いたします。(2021.3.27時点)金・土・祝前日には琴平駅まで延長運転されます。今回は東京から琴平まで完乗しました。
2.サンライズ瀬戸の客室
A寝台:シングルデラックス(今回念願叶い乗車。)
B寝台:一人用個室、サンライズツイン、シングルツインなどがあります
その他:寝台料金不要の「ノビノビ座席」があります。
ノビノビ座席の様子 2021.3.28撮影 高松で乗客が下車した後の様子。
3.サンライズ瀬戸の予約方法
JRの切符は運行日の1か月前から駅の窓口やJR西日本のおでかけネット等で予約可能です。A寝台は広々とした個室で社内設備もサンライズ瀬戸の中で最も豪華・サンライズ瀬戸で6室しかないことから予約は困難です。
そのため、「10時打ち」と呼ばれる10時の切符発売と合わせて発券をできる駅に行き、予約することをお勧めします。ちなみに、私は2度目の10時打ちで予約することができました。
10時打ちができない駅もあるので、事前に調べましょう。
4.サンライズ出雲・瀬戸の東京駅の入線時間
サンライズ出雲・瀬戸は21:24分頃に東京駅9番線に入線いたします。
事前に入線時間を調べずにいた私は荷物をコインロッカー預けて駅を散策してると、予想より早くホームで入線案内があり、大慌てで荷物を取り出し、写真撮影のため8番線のホームに向かいましたを
車両の写真撮影は乗車すると終着駅まで乗車しない限り、時間に余裕がない場合もあります。出発前に済ませることをお勧めします。
個人的には向かい側の7番、8番線側から撮影するのがおすすめです。※トップ画像がその際に撮影した写真です。
サンライズ出雲・瀬戸の入線です。旅の気分を高めます。
5.A寝台シングルデラックスは快適・贅沢なひと時を過ごせます
部屋に入るとそこには鉄道の中とは思えない空間が広がります。
A寝台にはベッドに椅子・机・洗面台が備え付けられています。部屋を出るときは部屋のドアを閉めた後、4桁の暗証番号を入力してロックします。
6.シャワーは乗車後即利用がおすすめ。
サンライズではシャワー設備が備え付けられています。A寝台は専用のシャワー室があります。シャワーカードもアメニティの中に含まれています。
B寝台の場合は社内でシャワーカードを購入してシャワーを使用することができます。
ちなみに、私は車両に乗車後、即車両の出発前にシャワーを利用しました。1番にシャワー室を利用できました。
シャワーは1人あたり6分間使用できます。短く感じる人もいるかと思いますが、浴びてみると時間に余裕がありました。
シャワーを止めている間はタイマーも止まります。ちなみに、脱衣所にドライヤーも備付られていますが、風量が弱いので期待しないほうがいいです。シャワーを利用した後は利用者は次の利用者の為に床等を乾燥させるボタンがあるので、忘れずに押してからシャワー室を退室しましょう。
7.ラウンジスペースで旅情を満喫
サンライズ瀬戸には3号車にラウンジスペースがついています。
持ち込んだ軽食やお酒を楽しみながら、夜行列車での旅を一層楽しむことができます。
多種多様な目的地や目的で移動する方との一期一会の出会いもこのような旅の醍醐味ですね。ラウンジで様々な方が小声で談笑する雰囲気は旅を盛り上げます。
※サンライズ出雲・瀬戸には社内販売はなく、食事・酒類は事前に購入して持ち込む必要があります。ソフトドリンクは社内の自動販売機で購入が可能です。
8.寝台列車での睡眠時の音、揺れ、乗り心地 (興奮して寝れない)
寝台列車を利用するにあたり、睡眠についての不安があると思います。今回、私がA寝台で睡眠した限りでは走行時の音などは気になりませんでした。その辺の特急列車のグリーン車の車内よりもA寝台の車内の方が外部からの遮音性が高いと感じました。しかし走行中はに100㌔以上の速度で走ることもある為、揺れは気になります。そしてベッドも少し固めでした。私は興奮していたせいか静岡で睡眠した後、豊橋、米原、大阪、姫路の各駅で目が覚めました。(どこか過去に存在した特急電車の停車駅みたいですね笑)やはり普段睡眠している寝具よりは睡眠の質は落ちます。特に、モータが積まれている車両のノビノビ座席やB寝台などは夜音がうるさくて寝れない可能性もあります。不安な方は耳栓等睡眠対策グッズを準備して乗車することをお勧めします。
9.朝の目覚め
岡山に到着する20分程前にサンライズ独特の案内音が大きめの音量で流れ、車掌によるめざまし・到着時刻のアナウンスがなされます。A寝台の枕元には目覚まし機能付きの時計も装備されています。
10.岡山駅到着後のビッグイベント(切り離し作業 ポジショニングをミス・・・)
岡山駅ではサンライズ出雲・瀬戸の切り離し作業が行われます。サンライズ瀬戸は停車後、出発まで4分間しかない事もあり切り離し作業はすぐに終了します。この切り離し作業を撮影する為に鉄道ファンは早朝にもかかわらず、ホームに集まり撮影・見学など満喫します。写真の通り、鉄道ファンでごった返します。
11.岡山駅を出発し、いよいよ旅のフィナーレへ(高松を経由し琴平へ)
岡山を出発すると高松・琴平まではもうわずか。昨日の天気予報では朝から春の嵐となっていましたが、幸い天候の悪化が遅れており、当日のAM10時頃までは雨に降られずに済みました。岡山を出てから約1時間で高松駅に到着。私が乗車したサンライズ瀬戸は高松駅で30分程停車した後、最終目的地琴平駅を目指す。
琴平駅には高松駅を出て40分弱で到着です。琴平駅のホームよりサンライズの車両が長く、先頭車両はホームからはみ出て停車していた。
12.まとめ
今回、東京から琴平までサンライズ瀬戸に乗車しました。鉄道好きなお子さんとの家族旅、帰省、夫婦での旅行など様々な目的の方が利用していた印象です。大半は東京→高松での利用で、金比羅山への参拝を目的で琴平まで旅行目的で利用する乗客も1割-2割ほどいました。新幹線や飛行機で目的地に短時間で移動できたり、リモート等で現地に行くことが減りつつある世の中ですが、夜間移動できる点や寝台列車で過ごす時間など、普段と異なる時間を体験していみるのもいかがでしょうか。